和興の声 伊東部長インタビュー
先輩VOICE:工事部部長 伊東直樹
※掲載内容は取材当時のものです。
2007年に入社して10年目の、伊東直樹さん。
工事部部長として部を取りまとめる中で見えてくる
和興の事業、働く人、そして会社の魅力とは?
Q. 仕事内容を教えてください。
A. 会社の主要部である、工事部の二課を束ねています。
私が部長を務める工事部は、施工管理課と施工図面課から成ります。具体的には、設計会社(元請け)があっての下請け会社として、頂いた基本設計を形にするための打ち合わせ、積算、工事にあたっての現場管理、図面作成というライン業務を行う部です。以前、工事管理は工事部、図面は設計部、と部署がわかれていましたが、工事と図面が密接に関わっていることから同じ部となり、効率的に管理できるようになりました。数年前までは店舗と携帯ショップがメインでしたが、最近はオフィス内装工事の依頼が増えています。
Q. 和興の強みを教えてください。
A. 対応力・安心感・技術力の3つを備え、協力会社と「チーム和興」として協力しあえるところです。
まず、全国どこでも同じクオリティを提供できる対応力があります。地方であっても、製作図面をもって事前に綿密な打合せをし、現場管理を含めて包括的に行います。
全国の協力会社との密なネットワークとこれまでの実績で、場所を問わずに良い品質を保てるのです。次に、特定建設業許可を取得し、一級建築士事務所登録も済み。
一級施工管理技士など有資格スタッフも多数在籍しているため、安心してご依頼頂けます。技術力については、和興の実績と経験値を技術力として落とし込めているのが、製作図面です。
その図面を見て実際にできるものが何なのか、お客様に細かなディテール部分までしっかりと確認して頂けるので、安心感にも繋がります。図面をあげるスピードとその質で、大変多くのお客様にご満足頂いています。
そして何より、最大の強みは協力会社とのチーム力です。一つ一つの作業のバトン渡しをいかにスムーズに行えるか、個人の利益よりチームとして常に最良を考え、強い信頼で結ばれています。
新しい協力会社が入っても連携よく、丁寧な仕事を団結して行っています。
Q. ここ数年での変化は何ですか?
A. オフィス内装工事への依頼が増え、工事規模も毎年拡大しています。
魅力的なオフィス作りへの相談が急増しています。以前、メインだった店舗や携帯ショップは、逸脱が許されずマニュアルが決まっていることが多かったのですが、最近はより魅力のある空間にしたい、他と違う独自性のあるオフィスにしたい、
という要望が多いです。特注家具を納めるケースが多いですし、それぞれ異なるお客様のご要望をどう形にしていくのか、図面上の理想と実際の施工とのギャップを埋めていかなければなりません。
積み重ねた技術力と提案力を武器にそのギャップを埋めていくのですが、「できない」と簡単に諦めず、一歩突っ込んで設計者の意図をどう再現させていくか、最後の粘りが鍵となります。
工事規模は毎年拡大し、数年前の大型案件が2~3千万円規模だったのが、昨年のGWに総額2億4千万円、今年は2億7千万円の案件を対応しました。
工期と難易度の両面において、求められるレベルが毎回上がっていきますが、お客様と一緒に壁を乗り越え、更に高い技術力と経験値を得ています。
これも全て、協力会社との団結力があってこそ成し遂げられることです。
Q. お客様の反応はいかがですか?
A. 仕事の質、実績、安心感、まとめる力に信頼を頂いています。
和興の直接的なお客様は、元請けの設計・施工会社です。今までの実績と技術力から安心して仕事を任せられると言っていただけるのが最大の誉め言葉で、各関係機関とも良好な信頼関係を築けていると実感しています。
現場一つを進めるにも、第三者的な立場で関わることが多く、初見の方々とチームを組んで仕事をしなければならない中で、和興のまとめる力も高く評価頂けているようです。
Q. 部長としてのこれからの目標を教えてください。
A. 若い人材育成に注力していきたいです。
各課ベテラン揃いで安定して高品質なサービスを提供できていますが、中間層がいないため、入社1~3年目の社員をしっかりと育てていきたいです。成長すれば見えるステージも変わってくるはずです。
現場がメインになると周りが見えづらくなりがちなので、迷子にならぬよう工事部として携わっている案件に誰が関わっているのか、シフト関係の話や現場の問題点を含めて、部全体で共有しています。
工事部の管理はどうしても孤立しがちですが、自分の業務だけでなく、部として、チームとしての広い視野で物事を理解できるように育ってほしいです。
※掲載内容は取材当時のものです。